米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは3月20日、『モッカ』が欧州において、累計20万台の受注を獲得したと発表した。モッカは2012年3月、ジュネーブモーターショー12で初公開。GMが2012年1月、デトロイトモーターショー12で発表した小型クロスオーバー、ビュイック『アンコール』をベースに開発された。モッカには、アンコールとは異なる専用フロントマスクを採用。さらに欧州向けらしく、エンジンには1.7リットル直列4気筒ターボディーゼル「CDTI」が設定される。このCDTIユニットは、最大出力130ps、最大トルク30.6kgmを引き出す。モッカは2012年夏、欧州市場で発売。以来、1年半の累計受注台数が、20万台に到達した。オペルによると、モッカは欧州サブコンパクトSUV市場で、販売第3位。市場シェアは、11.3%だという。とくに地元ドイツでは、SUVセグメントのベストセラー車に君臨。現在、モッカはGMの韓国工場で組み立てているが、2014年の後半から、スペインのサラゴサ工場へ移管する計画。これにより、欧州市場での旺盛な需要に対応していく。
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