【IIHS衝突安全】日産 ローグ 新型、2014トップセーフティピック+に認定

自動車 テクノロジー 安全
米IIHSの新型日産 ローグ の衝突テスト
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日産自動車の米国法人、北米日産は3月20日、米国IIHS(道路安全保険協会)が新型『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)を、「2014トップセーフティピック+」に指定したと発表した。

「トップセーフティピック」は、IIHSが衝突テストを行ったモデルの中から、優れた安全性を示した車に与えるもの。さらにIIHSはこの中から、最も安全性が高いモデルを、「トップセーフティピック+」に指定している。

トップセーフティピック+に選ばれる条件は、通常の前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hの各衝突テスト、追突時のむち打ち確認テスト、横転を想定したルーフ強度テストに加えて、「新スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストで、優秀な結果を残すこと。

新スモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、固定バリアにぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだ。車両のメインフレームよりも外側に大きな衝撃がかかるため、厳しい判定を下されるモデルが多い。

新型ローグのスモールオーバーラップテストの結果は、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、脚と、全ての部位への傷害レベルが最小限。4段階評価で最高のGOOD(優)を得た。

また、ボディの安全構造に対する評価は、4段階評価で上から2番目のACCEPTABLE(良)。IIHSは新型ローグについて、スモールオーバーラップテスト時、ドライバーの生存空間がしっかり保たれている点を評価。

この結果、新型ローグはスモールオーバーラップテストを含めた総合評価で、最高のGOOD(優)を獲得。IIHSから、最高の衝突安全性を備えた2014トップセーフティピック+に認定されている。

《森脇稔》

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