フォルシア、ベルギーのアウディの完成車工場内に新拠点を設置…アウディ『S1』『S1スポーツバック』向け

自動車 ビジネス 企業動向
アウディの新型S1
  • アウディの新型S1
  • フォルシアの新拠点
  • フォルシアの新拠点
  • フォルシアの新拠点

PSAプジョー・シトロエングループの自動車部品大手フォルシアは10日、ベルギーのブリュッセルにあるアウディの完成車工場内に新拠点を設置したことを発表した。

同社の新拠点の床面積は9000平方mで、アウディの新型小型スポーティ車『S1』『S1スポーツバック』のフロント・リアのバンパー、フロントエンドモジュールの組立など、アウディの製造工程の一部を請け負っている。すでに本年1月から業務を開始している、という。

新拠点で必要な部品はドイツ国内のフォルシアの工場で製造・塗装したのちに、アウディのブリュッセル工場に納入して、同工場内でフォルシアの従業員が最終組立を行ったのちに、車体に組み付けられる。

アウディは、2007年に同工場を買収し、約3億ユーロ(約429億円)を投資して、工場設備を刷新していた。フォルシアは、その一環として同工場内に新拠点を新設した。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集