2013年度WRCチャンピオンのVWチームのドライバー、セバスチャン・オジェは、ラリーメキシコの第2レグで5連続でステージに勝利し、日曜日の最終日に向けて60秒3のリードを確保した。
オジェは、最終ステージの最後の数メートルで大きな穴にヒットし、そのインパクトによって彼の『VWポロR』は2輪走行となると共にタイヤがリムから部分的に外れてしまった。しかし、彼に動揺はない。
「衝撃は大きなものだったが、OKだったよ。僕達はただ時間を少し失っただけだ」とオジェ。
マッズ・オストベルグがバンクをヒットしてリタイアした後、ヤリ‐マティ・ラトバラは2番手のポジションを確保することに集中した。
ヒュンダイのティエリー・ヌービルはオジェから4分37秒遅れの3番手に浮上、元F1ドライバーのロバート・クビサはフォード『フィエスタRS』をこの2日間で2回ロールさせてしまい、ケージ(ロールバー)が大きく損傷した為に最終日のラリーには参加不能となってしまった。