【ジュネーブモーターショー14】BMW X3 に改良新型…最新ディーゼル初搭載

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ドイツの高級車メーカー、BMWは3月4日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14において、改良新型『X3』を初公開する。

BMWは2003年、初代X3を発表。『X5』に続いて、BMWがミドルクラスのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)として投入したのがX3だ。現行X3は2世代目モデルで、2010年に登場。デビューから4年を経て、初の大幅改良を受ける。

外観は控え目な変更で、フロントマスクを中心にイメージを変えた。ヘッドライトやグリル、バンパーのデザインが見直され、新型X5同様、BMWの最新SAVの表情に生まれ変わった。ドアミラーにウインカーが組み込まれたのも新しい。

室内は、質感のさらなる向上を目指す。具体的には、クロームを効果的に配し、ハイグロス仕上げのブラックトリムパネルを採用。カップホルダーは、スライド式のカバー付きに変更された

欧州仕様のエンジンは、ガソリン3種類、ディーゼル4種類の合計7ユニットを用意。中でも、新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルが、改良新型X3に初搭載される。このディーゼルは、最大出力190ps、最大トルク40.8kgmを発生。従来エンジンの最大出力184ps、最大トルク38.7kgmに対して、6ps、2.1kgmの性能向上にあたる。

このエンジンを積む「xドライブ20d」グレードは、欧州複合モード燃費が従来比で7.1%向上。BMWによると、燃費性能はクラスの新基準を打ち立てるという。

《森脇稔》

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