マツダと住友商事は2月28日、両社のメキシコにおける合弁生産拠点「Mazda de Mexico Vehicle Operation(MMVO)」が開所式を実施したと発表した。
式典には、MMVOの江川恵司社長をはじめとする従業員に加えて、マツダ、住友商事および取引先関係者、ならびに来賓としてメキシコ、グアナファト州、サラマンカ市などの要人を迎え、合計で約600人が出席し、同工場の開所を祝うスピーチや量産第1号車へのサインなどが行われた。
MMVOは、マツダと住友商事の強みを生かした新たな協業事業として、成長著しいメキシコの事業強化を目的に設立。2014年1月に米国向け『マツダ3(日本名:アクセラ)』の量産を開始し、順次中南米や欧州向け車両を生産する計画だ。なお生産能力は現在年間14万台で、今後『マツダ2(日本名:デミオ)』など生産車種を拡大し、2016年3月期に23 万台まで引き上げる計画。