日産 フロンティア、米国でリコール…電気系統に不具合

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日産自動車の米国市場における主力ピックアップトラック、『フロンティア』。同車が米国で、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは2月24日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、フロンティアに関するリコールの届け出を受けたと公表している。

今回のリコールは、電気系統の不具合が原因。NHTSAによると、フロンティアの電気系の回路遮断器の配線に誤りがあり、Aピラー内の電気配線を覆うカバーのネジが溶けてショートし、車両火災に至る恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、2012-2014年モデルのフロンティアの一部。2012年11月末から、2013年12月中旬にかけて生産され、米国で販売された1万3535台が該当する。

北米日産では、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で車両の点検を実施し、必要なら、回路遮断器の配線をやり直すリコール作業に着手する方針。

《森脇稔》

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