ロールスロイスは、ロッキード・マーチンからC-130Jスーパーヘラクレス航空機向けに約600基のエンジンを供給する長期契約を結んだ。総額約10億ドルとなる。
ロールスロイスは、AE2100エンジンを、C-130J向けに改造して2025年まで供給する。このエンジンを搭載した航空機を、米政府が2014年から2018年にかけて契約する予定。
ロールスロイスは、T56エンジンをC-130に供給してきたが、AE2100エンジンを搭載したC-130Jは、累計飛行時間が100万時間を越えるなど、ロッキード・マーチンはシリーズ更新計画を進めている。
ロールスロイスは既に、AE2100エンジンを1500基以上供給した実績を持つ。AE2100エンジンは、米国インディアナポリスで試験と組み立てが行われている。