北京で開催中の中国国際用品展14では、2つのホールが丸ごとシートカバーおよびフロアマット関連製品の展示となっている。中国では、フロアマットもオーナーの個性を発揮する重要なインテリアパーツという位置づけで、さまざまに趣向を凝らしたディテールをもつ商品が数多い。
素材はビニール/ゴム素材、起毛タイプなどが一般的だがデザインがとにかくユニークだ。キャラクターものは当然として(版権をクリアしているとは思えないが)、自動車ブランドのエンブレムやデザイン(BMWのキドニーグリルなど)をかたどったもの、さらにはなぜかAppleやその製品(iPodなど)のロゴをかたどったものも。
純正品にはない自己主張の強さがアフター用品の魅力だが、ここまで開きなおった派手な演出は中国ならではだろう。