大阪市住之江区のインテックス大阪で2月 14日から16日まで開催された第16回「大阪オートメッセ2014」で、オーディオ・テクニカは、実車のドア・チューニングの様子を展示した。
ドア・チューニングとは、同社の『アクワイエ』という自動車車体の静音化部品を使ってカーオーディオの音質を向上させることだ。展示では、ベストセラーの『プリウス』を使って実際のドア・チューニング作業の様子を分かりやすく説明している。
ドア・チューニングの基本は、鉄板の孔を塞ぐこと、ビビリ音が出やすい広いパネルに防音材を貼り付けること、音漏れが出やすいドアパネル内側に吸音材を貼り付けることの3点だ。展示車では、作業後のドアと作業前のドアを例示して、違いが一目で実感できる。トランク・ルームの小さなボルト孔にも全て防音材が貼り付けられている。
説明員によると、「これだけやると、部品代だけで約20万円はかかるが、展示車のように徹底的にやることもできるが、ドアだけとか、要所だけをチューニングすることもできる」という。