日本と欧州連合(EU)の運輸ハイレベル協議が2月13・14日の2日間、東京・霞ヶ関の中央合同庁舎などで開催され、海事、航空、鉄道、道路の各交通分野で協力関係を強化することが確認された。
日EU運輸ハイレベル協議は、日本とEUの運輸当局間で相互理解と協力関係の促進を図るため、次官級で意見交換を行うもの。1992年から開催している。
今回の協議では、第8回APEC交通大臣会合の結果報告や交通政策基本法についてなど、交通における最近のトピックスについて報告を行った。また、海事、航空、鉄道、道路など各交通分野における協力関係の強化について確認した。
さらに、東京駅を視察して鉄道事業者と情報交換も実施し、日本の鉄道事業のあり方について、理解を求めた。