英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは2月10日、2013年度10‐12月期の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は前年同期比40.1%増の53億2800万ポンド(約8920億円)。税引き前利益は、前年同期比2倍の8億4200万ポンド(約1410億円)へと大きく増加した。
大幅な増収・増益となった要因は、好調な新車販売にある。2013年度10‐12月期の世界新車販売は、11万2172台。中国などでの需要増を背景に、前年同期比は26.5%増と伸びている。
ジャガーでは、『XF』『XJ』の2014年モデルや、新型スポーツカーの『Fタイプ』が販売を押し上げ。ランドローバーでは、新型『レンジローバー』と新型『レンジローバースポーツ』が人気となった。
ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペスCEOは、「この決算結果は、ジャガーとランドローバーの優れた商品が、世界中の顧客のニーズを満たし続けている証」とコメントしている。