東京商工リサーチは2月3日、東日本大震災関連倒産の、2014年1月の調査結果(速報値)を発表した。
東日本大震災関連倒産は16件で、21か月連続で前年同月を下回った。累計は1382件(1月31日現在)。倒産のほか、事業停止や法的手続準備中の「実質破綻」が19件あり、震災関連の経営破綻(倒産+実質破綻)は累計1401件に達した。
地区別では、関東7件、東北4件、中部3件、北海道と近畿が各1件だった。このうち、東北は岩手3件、山形1件だった。
産業別では、最多が卸売業の7件、次いで小売業の3件、宿泊業・飲食店などを含むサービス業他と製造業が各2件、建設業が1件だった。
被害型では、「間接型」の13件に対し「直接型」が3件だった。