【F1】フェラーリ2014年最初のテスト 5位タイム出すも「評価は時期尚早」

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ステファノ・ドメリカリ氏
  • ステファノ・ドメリカリ氏
  • サイド・ポッドに取り付けられた空力センサーでテストを行うフェルナンド・アロンソ
  • フロント・サスペンションに施された空力ペイントをテストするフェルナンド・アロンソ
  • ヘレスでF14 Tのテストを行うキミ・ライコネン

フェラーリのチーム代表、ステファノ・ドメニカリ氏は「2014年最初のプレシーズンテストはフェラーリに堅実なスタート地点を提供した」と述べた。

フェラーリにとって新型『F14 T』はヘレスサーキットのための重要なマシンだ。このF14 Tは2番目に多いラップ数を記録し、スクーデリアが近年苦悩していた、彼等の風洞実験データを確証できたという。

「F14 Tの技術的なパラメーター、そしてレーシングトラックで我々が見た空力学的な証左は我々の予想に合致し、現在可能な限り開拓すべきポイントを示した」とドメニカリ氏は語る。

またキミ・ライコネンとフェルナンド・アロンソはスペインで5位と6位のタイムを記録したが、ドメニカリ氏は、レースでの順位を想定するには時期尚早と見ている。

「正確な評価をするには時期尚早だ。もっと大切なものは何かと言うと、自分たちが現在成さねばならぬことと、どの方向に向うかと言った明確なビジョンを持つことであり、それによって我々がメルボルンに最高の形で挑むことだ」(ドメニカリ氏)。

《河村兵衛》

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