日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が2月3日に発表した1月の新車販売統計(速報)によると、高水準の販売が続くホンダの実績は前年同月比64.4%増の9万1497台となった。
ホンダによると、1月度としては過去最高という。同月は新型「フィット」などが好調な登録車が約2.4倍の4万9411台、「N-WGN」が加わった軽自動車も21.3%増の4万2086台と、いずれも大幅に伸びた。
総需要に占めるシェアは18.4%でトヨタ自動車に次ぐ2位を維持。前年同月からは3.9ポイント拡大した。ホンダの国内での四輪車受注は消費税増税に伴う駆け込み需要もあってハイペースが続いており「1日も早い納車に取り組んでいきたい」(岩村哲夫副社長)という状況。当面は月次最高の更新が続きそうだ。