JR九州と福岡市交通局は1月31日、相互直通運転を行っている筑肥線と地下鉄空港線・箱崎線のダイヤ改正を3月15日に実施すると発表した。
空港線~筑肥線は、平日朝ラッシュ時の輸送力を強化する。西唐津5時58分発の福岡空港行き快速と、福岡空港7時35分発の筑前前原行き普通列車を増発。朝8時台の空港線筑前前原方面行き列車の運行間隔は現在の15分から9分に短縮される。また、筑前前原8時02分発の唐津行き快速列車も増発。筑前前原駅で博多7時20分発の筑前前原行き普通列車との接続を取る。
筑肥線の九大学研都市駅は土曜・休日のみ快速列車が通過しているが、今回の改正で土曜・休日も上下10本の快速列車が停車するようになる。このほか、現行ダイヤで唐津8時28分発の筑前前原行き普通列車と筑前前原17時46分発の唐津行き普通列車は、利用状況にあわせて運転区間を短縮。筑前前原~筑前深江間の運転に変更する。
箱崎線では、平日22時以降の西鉄貝塚線からの乗り換えを改善するため、箱崎線の増便によって運行間隔を見直し、乗り換え時間を現在の最大17分から最大9分に縮める。
なお、JR九州は2015年2月から順次、筑肥線に新型車両を36両(6編成)投入することも明らかにした。福岡市地下鉄線への直通運転に使用する。