中国クリーンエネルギー大手
クリーンエネルギー生産、提供の世界的リーダーである中国、ハナジー(Hanergy)が、コートジボワールのアビジャンに太陽光発電所と太陽光パネル製造工場建設のため5年間で5億ドルを投資すると発表した。Jeune Afrique他多数の海外メディアも詳細を伝えている。
ハナジーが生産するのは薄型太陽光パネル。コートジボワールの経済中心地アビジャンを西アフリカの事業拠点とすべく発電所とパネル製造工場建設に投資するという。エネルギー源の多様化を
アラサン・ワタラ政権下のコートジボワールは、現在水力発電と火力発電がエネルギー生産の主流である。しかし政府としてはエネルギー源の更なる多様化を目指しているため、今回ハナジーが行うプロジェクトとは見解がぴったり一致したかたちとなる。
コートジボワール政府は2011年に国内電力セクターの開発戦略計画を練り上げており、約80億ドルの予算のうち約10億ドルを新エネルギー及び再生可能エネルギーの開発、生産に充てたいとしている。またそこには同分野のインフラ整備も含まれているという。