日産自動車が1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14で初公開した『スポーツセダン コンセプト』。同車の市販化に関して、日産自動車の重役が興味深い発言を行った。これは、日産自動車のアンディ・パーマー副社長が明らかにしたもの。同副社長は、「スポーツセダン コンセプトを量産化するつもりだ。デザインは、このコンセプトカーに対して、それほど違わないものになるだろう」と述べている。スポーツセダン コンセプトは、次世代の日産デザインを採用し、エモーショナルでエネルギーみなぎるデザインを追求。とくに大胆なのは、フロントマスク。V字型のフロントグリルをはじめ、ブーメラン形状のヘッドランプが新しい日産をアピール。また、フローティングルーフも新鮮な印象を与える。気になるのは、このスポーツセダン コンセプトが、日産のどの量産モデルに生まれ変わるのかという点。海外の自動車メディアでは、スポーツセダン コンセプトの大柄なボディサイズや、現行の日産ラインナップのモデルサイクルから判断して、「次期『マキシマ』」との見方が主流だ。アンディ・パーマー副社長は、「このようなコンセプトカーを展示する場合、来場者の反応を試しているのは明白」とコメントしている。
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