ルノー・ジャポンが1月31日より予約受け付けを開始するルノー『キャプチャー』は、ヨーロッパで右肩上がりの市場であるコンパクトクロスオーバーセグメントに属するクルマである。
同社マーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさんは、コンパクトクロスオーバーセグメントがヨーロッパで成長している理由について、比較的リーズナブルな価格帯は当然あるとしたうえで「クロスオーバーは3つの世界観を持っているボディタイプだ」と述べる。具体的には、「ハッチバックの軽快な走行性能、SUVのダイナミックなデザインやサイズ感、ミニバンの室内空間や、実用性が全てクロスオーバーに盛り込まれている」と説明。
つまり、「クロスオーバーはこれらボディタイプのベストバランスなので、ユーザー的にはわかりやすく、選びやすいクルマなのだ」と話す。
また、駆動方式はFFでの導入だ。ブレンさんは、「ヨーロッパのコンパクトクロスオーバーセグメントの駆動方式は95%がFFだ」と述べ、それでも売れている理由として最低地上高が要因だと分析。「キャプチャーの最低地上高は200mmとルーテシアより80mm高い。ヨーロッパでは雪国が多いことから、最低地上高が高いほど有利なのだ」と語った。