相鉄「星天」連立事業、天王町駅の計画変更を都市計画審議会に諮問へ

鉄道 行政
高架化工事が進む星川駅付近から横浜方を望む。島式2面4線ホームのうち1面2線分のホームの形が見えてきた。
  • 高架化工事が進む星川駅付近から横浜方を望む。島式2面4線ホームのうち1面2線分のホームの形が見えてきた。
  • 星川駅付近から海老名方面を望む。こちらも高架橋の工事がほぼ完成しつつある。
  • 天王町駅付近は同駅の既設ホームを一部活用する計画に変更へ。まもなく都市計画審議会に諮られることになった。

横浜市道路局はこのほど、相模鉄道(相鉄)本線で実施されている連続立体交差事業(連立事業)について、工事の進ちょく状況などをまとめた。

この連立事業は、保土ケ谷区の西久保町から天王町駅と星川駅を経て星川3丁目までの約1.9kmを高架化し、途中9カ所の踏切を解消するもの。星川駅と天王町駅の頭文字を取って「星天」と呼ばれている。2002年に都市計画の決定と事業認可を受けて事業に着手し、現在は2018年度の完成が予定されている。

線路の高架化工事は、天王町~星川間の天王町2号踏切から星川駅の先にある星川2号踏切まで進んでおり、1月は星川3号踏切と天王町2号踏切で橋桁の架設を予定。星川駅部では外壁工事、天王町駅部では既設ホームの撤去が進められている。

現在の計画では、天王町駅はホームを全面的に建設し直すことになっているが、建設費の節減や工期短縮を図るため既設ホームの一部を活用する計画に変更されることになり、2013年4月以降、手続きが進められている。1月24日には横浜市の都市計画審議会に諮られる予定だ。

《草町義和》

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