1月18日に行われた「ダカール・ラリー2014」最終日、ホアン・バレダ選手(チームHRC)は、今大会5回目のステージ優勝を果たしたものの、前日の転倒が響き、総合7位で終わった。
ホンダ勢で最高位につけたのは、2012年の開発開始から『CRF450 RALLY』に関わってきたエルダー・ロドリゲス選手。胃腸炎で体調を崩す中でステージ1をスタート。その後、調子を上げ、総合3位争いに絡む走りを最終日まで続け、総合5位でラリーを終えた。
ダカールラリー・チームHRC代表の山崎勝実氏は「ライダーたちだけではなく、彼らを支えたすべてのチームメンバーに感謝したい。正直に言えば、今回の結果に関しては少し悔いが残るが、私たちは、勝利という目標をあきらめてはいない。来年のダカールラリーに向かって、私たちが逃した目標を達成するための戦いは始まっている」とコメントした。