フォルクスワーゲン グループ ジャパンは1月16日、VW『ティグアン 2.0T』のヒューズに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年6月10日~2011年7月19日に輸入された6865台。
灯火装置用ヒューズの端子部のコーティング材質が不適切なため、車体の振動によって生じた端子部分の傷に熱の影響が加わることで、非電導物質(酸化亜鉛)が生成され、接触不良が発生する。そのため、前照灯、前部霧灯、車幅灯、番号灯、尾灯、後部霧灯、制動灯、補助制動灯、後退灯及び方向指示器の一部、または複数が不灯になるおそれがある。
全車両、灯火装置用ヒューズを対策品と交換する。
不具合発生件数は23件、事故は発生していない。市場技術情報により発見した。