フォルクスワーゲンは、2013年に引き続き、モータースポーツの最高峰である「FIA世界ラリー選手権(WRC)」に、3台の『ポロR WRC』で参戦する。
同社は参戦初年度となる2013年に、13戦10勝という圧倒的な強さでマニュファクチャラーズ、ドライバーズ両方のチャンピオンを獲得。世界チャンピオンとして参戦する2014年も、引き続きタイトルの獲得を目指す。
チーム体制は2013年と大きく変わらず、モータースポーツディレクターのヨースト・カピートがチーム全体を率いる。世界チャンピオンの証であるカーナンバー1をセバスチャン・オジェ/ジュリアン・イングラシアがまとい、ヤリ‐マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラがカーナンバー2のポロR WRCをドライブする。フォルクスワーゲン・モータースポーツIIからの出場となるアンドレアス・ミケルセン/ミッコ・マルックラはカーナンバー9での参戦となる。
セバスチャン・オジェは「昨年11月からマシンのテストなどで大忙しだったが、新しいシーズンに向けて、王座を防衛する準備は整った。先日、チームの本拠地であるドイツ・ウォルフスブルグで発表会を行ったが、フォルクスワーゲンが全社を挙げてWRCに取り組んでいることを実感し心強く思っている」とコメントした。