米国の自動車最大手、GMの主力ブランドのシボレーは1月13日、2013年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、GMの世界販売の5割を占める498万4126台で、過去最高。前年比は0.7%増だった。
市場別では、地元米国が前年比5.2%増の194万7125台でトップ。中国は2013年の3位から2位へと浮上し、前年比4%増の65万2077台を売り上げた。以下、中国に代わって3位に後退したブラジルが、前年比1.1%増の64万9792台。メキシコは7.6%増の19万3072台で、ロシアに代わって4位に上昇。ロシアは17万4649台にとどまり、前年比は14.8%のマイナス。
車種別では、小型セダンの『クルーズ』が、引き続きシボレーブランドのベストセラー車に君臨。同車の世界累計販売台数は、2008年の発売以来、250万台を超えている。
地元米国では、クルーズ、『ソニック』、『スパーク』のコンパクトカー3車が、前年比10%の伸び。主力大型ピックアップトラックの『シルバラード』も、15%増と好調だった。クロスオーバー車の『エクイノックス』も、過去最高の販売を記録。
GMのシボレーブランド担当、アラン・ベイティー上級副社長は、「『コルベット』、『インパラ』、シルバラードを含め、25車種を世界市場に投入。2013年はシボレーブランドにとって、重要な1年だった」とコメントしている。