米国の自動車大手、クライスラーグループが1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14でワールドプレミアした新型クライスラー『200』。同車には、スポーティ仕様が設定される。
新型クライスラー200の基本グレードは、標準的な「200C」と、スポーティな「200S」の2種類。200Sは、前後バンパーが専用デザイン。フロントバンパーには、丸型フォグランプが装着され、リアバンパーはマフラー一体デザインとなるのが特徴。
インテリアも、200Cと200Sでは異なる。200Cは内装色がベージュ基調で、落ち着き感を演出。一方、200Sはブラック基調となり、スポーティ感が表現される。200Sの前席は、サイドのサポート性を高めた専用デザイン。
搭載エンジンは共通。2.4リットル直列4気筒ガソリンは、最大出力184ps、最大トルク23.9kgm。3.6リットルV型6気筒ガソリンは、最大出力295ps、最大トルク36.2kgmを引き出す。トランスミッションは、米国ミッドセダンクラス唯一の9速ATを組み合わせた。
また車台は、クライスラーグループと提携関係にあるイタリアの自動車大手、フィアット傘下のアルファロメオの『ジュリエッタ』がベース。クライスラーは新型200の200Sグレードを、ミッドサイズクラスのスポーツセダンとして、訴求していく方針。