エアバス、民間航空機の納入実績626機、受注が1619機と過去最高…2013年

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エアバス、2013年の民間航空機の納入機数が過去最高
  • エアバス、2013年の民間航空機の納入機数が過去最高

エアバスは、2013年通年の民間航空機の納入機数が、過去最高となった前年を38機上回る626機となり、過去最高記録を更新したと発表した。

2013年に納入した機体の内訳は、A320ファミリーが493機、A330が108機、A380が25機で、新たにエアバス機を導入した15社を含む航空会社93社に納入した。

また、2013年の受注(グロス)も1619機で過去最高となった。内訳はA320ceoが377機、A320neoが876機、A330が77機、A350XWBが239機、A380が50機となっている。これまでの過去最高だった2011年を11機上回った。

2013年末の受注残は5559機で、総額8090億米ドルで、現在の生産ペースで8年分の受注残を抱えている。

エアバスは2013年、100席以上の民間航空機市場でシェアが51%に達した。航空会社は輸送効率の高い大型機を積極的に投入する傾向が続いており、A321やA330-300、A350-1000、A380などが人気だった。

一方、エアバス・ミリタリィは、2013年にフランス空軍向けA330MRTTを7機、A400M31を2機を含む31機を納入した。

《レスポンス編集部》

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