2013年の VW 中国新車販売、16.2%増の327万台…初の300万台超え

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一汽フォルクスワーゲンの新型ボーラ
  • 一汽フォルクスワーゲンの新型ボーラ
  • フォルクスワーゲンの中国合弁、上海フォルクスワーゲンの主力車種

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは1月13日、2013年の中国(香港を含む)における新車販売の結果を公表した。アウディやシュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、初の300万台超えとなる327万台。前年比は16.2%増と、2桁増を達成した。

フォルクスワーゲングループの中国合弁には、上海汽車(SAIC)との間の上海フォルクスワーゲン(上海大衆)と、第一汽車(FAW)との間の一汽フォルクスワーゲン(一汽大衆)の2社がある。

327万台の内訳は、現地生産車が305万5900台と、全体の93%を占めた。ドイツなどからの輸入車は、21万4100台。前年比は13.2%の伸び。

また、2013年のフォルクスワーゲンブランドの中国実績は、前年比16.6%増の251万台。『ラビダ』をはじめ、『パサート』、『サジター』『ボーラ』、『ティグアン』、『CC』、『ジェッタ』などが支持を集めた。

フォルクスワーゲングループチャイナのヨッヘム・ハイツマン社長兼CEOは、「2013年の販売目標を上回った。2014年は高品質の顧客サービス提供に、最も重点を置く」と述べている。

《森脇稔》

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