ジョホールの公共機関、日曜日の業務を開始…「休み合わない」子を持つ親は失望

1月1日よりマレーシア・ジョホール州において公共機関の公休日が土・日曜日から金・土曜日に変更となった。

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1月1日よりマレーシア・ジョホール州において公共機関の公休日が土・日曜日から金・土曜日に変更となった。

6日に今年はじめての日曜日を迎え、ジョホールバル市役所には支払いや手続きをするため人々が訪れた。

市役所を訪れた人からは、これまでは仕事を休んで手続きのため市役所に来ていたが、今後は仕事が休みの日に来ることができると、公休日の変更を歓迎する声が出た。一方で、子供を持つ親からは日曜日に子供が学校に行くため、一緒に過ごすことが出来なくなるとの声も上がった。

都心部では昼間から夜にかけて多くの車が見られた。「シティ・スクエア」や「ホリデー・プラザ」、「ジャスコ・ブキ・インダ」などのショッピング施設では、これまでの日曜日と同様に多くの人が訪れた。

ジョホール州スルタン(州王)、イブラヒム・イスマイル殿下は11月、公共機関の公休日を変更すると発表。スルタンは自身の誕生祝賀会において、イスラム教徒が金曜日の礼拝に充てる時間を増やすために変更を決定したと述べた。
公立学校も金・土を休みとするが、民間セクターについては強制ではなく、それぞれの判断に任せられている。

広瀬やよい

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