オハラ、マレーシアのHD用ガラス基板事業から撤退

オハラ(本社・神奈川県)は12月30日、2月28日にマレーシア子会社のオハラ・ディスク(M)で行っているハードディスク用ガラス基板事業から撤退すると発表した。

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オハラ(本社・神奈川県)は12月30日、2月28日にマレーシア子会社のオハラ・ディスク(M)で行っているハードディスク用ガラス基板事業から撤退すると発表した。

オハラのハードディスク用ガラス基板は、主にノートパソコンなどに搭載されるモバイル向けハードディスク・ドライブに使用されていた。しかし、スマートフォンやタブレット端末の急速な普及に伴い、ノートパソコンの需要は減少傾向にあり、モバイル向けハードディスク・ドライブは今後も需要増加が見込みづらい状況にあることから、撤退を決定した。

オハラが12月に発表した声明によると、ハードディスク用ガラス基板事業の撤退により2013年10月期連結決算において、通期合計で減損損失36億5811万円、たな卸し資産評価損4億3158万円を特別損失に計上した。オハラ・ディスク(M)の人員や土地・工場売却などの詳細については検討中だ。

広瀬やよい

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