関西国際空港、国際線旅客便の発着回数が過去最高…11月

航空 企業動向

新関西国際空港は、11月の関西国際空港と大阪国際空港の乗入便数などの速報値を発表した。

関西国際空港の発着回数は、国際線旅客便が前年比7%増の5859回となり、11月として過去最高となり、2カ月連続で前年を上回った。国際線全体でも同8%増の7197回だった。

国内線は引き続きLCC(格安航空会社)の新規就航や増便の効果で同7%の3876回と順調だった。国際線・国内線合計では同8%増の1万1073回と7カ月連続で前年を上回った。

旅客人数は同12%増の147万5335人と大幅に伸びた。このうち、国際線旅客数が同10%増の97万4240人と3カ月連続で前年を上回った。内訳として日本人旅客は同1%減と2カ月ぶりに前年を下回った。しかし、外国人旅客が同32%増と21カ月連続で前年を上回っており、11月として開港来過去最高の実績となった。

国内線旅客数は同17%増の50万1095人と26カ月連続で前年を上回った。

貨物量は、国際線貨物量が同8%増の6万1036トンと2カ月連続で前年を上回った。国内貨物は同9%減の1940トンだった。

一方、大阪国際空港では、発着回数はプロペラ機枠が一部低騒音機枠へ転換されたことによる増便などから同8%増の1万1325回と9カ月連続で前年を上回った。国内線旅客数は、同7%増の128万4158人と8カ月連続で前年を上回った。

貨物量は、積込量が同17%増、取卸量が同10%増で、総取扱量が同13%増の1万1362トンと16カ月連続で前年を上回った。

《レスポンス編集部》

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