ドイツの高級車メーカー、BMWが間もなく発表する予定の『M4クーペ』。この『4シリーズクーペ』の高性能モデルの開発プロトタイプ車が、『グランツーリスモ6』の発売イベントに登場した。
これは、スペイン・ロンダで行われた『グランツーリスモ6』の発売記念イベントでの出来事。アスカリ・レース・リゾートのサーキットに、M4クーペのプロトタイプ車が用意され、報道関係者に披露されている。
なお、12月5日に発売された『グランツーリスモ6』では、実車のBMW M4 クーペの発表と同時に、バーチャル試乗が可能になる予定。M4 クーペの市販版は、間もなく公式発表される見込み。
M4クーペは、直列6気筒ツインターボエンジンを採用。最大出力はおよそ430ps、最大トルクは51kgm以上を引き出す。先代『M3』の4.0リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンの最大出力420ps、最大トルク40.8kgmに対して、ダウンサイジングしながらも、パワフルとなる。
グランツーリスモは、「BMWとのコラボレーションにより開発車両への取材を特別に許可され、『グランツーリスモ6』でM4 クーペを詳細に再現する準備を進めてきた」とコメント。アスカリ・サーキットでは、「グランツーリスモ」シリーズプロデューサー 山内一典氏が、M4クーペのプロトタイプ車に同乗試乗している。