自動車パーツの相手先ブランド生産(OEM)を手掛けるデロイド・ベンチャーズは、日系ティムス・テクノロジー(タイランド)と合弁で、タイ国内のOEM製品製造を行うと発表した。ザ・サンが報じた。
デロイドがブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、子会社のデロイド・インダストリーズ(M)が12月6日、ティムスと合弁覚書を取り交わした。合弁会社名はデロイド・ティムス(タイランド)で、資本金は1億バーツ(約1,000万リンギ)。デロイドとTIMSが90対10の比率で出資する。デロイドは内部資金を投資に充てる。
工場はアユタヤ県に建設する予定で、ドアチェッカーやドアヒンジ、フードヒンジ、テイルゲートヒンジなどを生産する。ティムス・グループ(本社・愛知県豊田市)は、日本に3カ所、中国に2カ所、タイに1カ所の製造拠点を持つ。