三菱自動車、PCBを含む絶縁油など誤処分

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三菱自動車は、パワートレイン製作所、水島製作所で、絶縁油の劣化診断分析などの目的で変圧器から少量採取した微量PCBが含まれる絶縁油とその絶縁油が付着した容器やウエスを、誤って処分していたことが社内調査で判明したと発表した。

同社では、誤処分した分析試料、容器類について追跡調査を行った結果、誤処分による環境への影響はないと考えているとしている。PCBは有毒物質。

同社では、地域住民などに対して「ご迷惑とご心配をお掛け致しましたことを心よりお詫び申し上げます」としている。

また、再発防止策として、分析で発生する少量の試料、油が付着した物、PCB含有未判明な物を、PCB廃棄物として取扱うことを明確にする。変圧器劣化診断とPCB含有分析における手順のチェックシートを作成した。分析などで発生するPCB廃棄物の履歴管理も強化したほか、これらを社内規定に折込み、PCBの取扱い従事者全員へ教育を実施したとしている。

《レスポンス編集部》

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