名鉄、津島線100周年の記念イベントを実施…12月15日から

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津島線開通100周年記念の系統板。イベント期間中に2種類の系統板が掲出される。画像は2014年1月25日まで掲出される系統板。
  • 津島線開通100周年記念の系統板。イベント期間中に2種類の系統板が掲出される。画像は2014年1月25日まで掲出される系統板。
  • 1月25日までの系統板は初期の車両をデザインしているのに対し、1月26日以降に掲出される系統板は現在運行されている車両をデザインしている。
  • 津島線の一部の駅では100周年記念カードが配布される。写真は津島駅で配布されるカード。
  • 津島駅が高架化された1968年頃の写真。

名古屋鉄道(名鉄)は12月5日、須ヶ口(愛知県清須市)~津島(津島市)間11.8kmを結ぶ津島線の開業100周年を記念し、12月15日から2014年2月23日まで「津島線開通100周年記念イベント」を実施すると発表した。記念系統板の掲出やラリー大会、出発式など行う。

津島線は1914年1月23日、名古屋電気鉄道の路線として枇杷島橋(現在の枇杷島分岐点)~須ヶ口~新津島間が開業した。その後、1932年に新津島駅が津島駅に統合。1941年には枇杷島橋~須ヶ口間が名岐線(現在の名古屋本線)に編入され、現在と同じ営業区間になった。

記念イベントは12月15日から2014年2月23日まで実施。100周年記念イラストを描いた記念系統板を、津島線と名古屋本線を中心とする列車に掲出する。系統板は12月15日~2014年1月25日に掲出するタイプと、1月26日~2月23日に掲出するタイプの2種類がある。

また、須ヶ口・甚目寺・木田・津島各駅で「津島線開通100周年記念カード」を配布する。各駅の駅舎や駅前の様子などを撮影した1960~1970年代の写真をカードにしたもの。各配布駅の出札窓口で当日有効の各種フリー切符を提示するか、出札窓口で大人用の入場券を購入するとプレゼントされる。配布期間は12月15日から2014年1月25日までだが、各駅500枚の限定配布となる。

年が明けて1月26日は、100周年記念の出発式を津島駅2番線ホームで開催するほか、「新川検車区入場権争奪津島線ラリー」を実施する。参加者全員で津島線内を移動し、数カ所の駅などでクイズ大会やじゃんけん大会を実施。最終的に勝ち残った参加者5人に車両基地の「入場権」をプレゼントする。「入場権」を手に入れた参加者はイベント終了後、新川検車区(清須市)に入場し、検車区内で写真撮影などを楽しむことができる。

このほか、100周年記念のパネル展(12月17日~2014年2月2日、津島市観光交流センター)などが行われる予定。

《草町義和》

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