中国北部の都市・天津と河北省の秦皇島を結ぶ高速鉄道が12月1日、開業した。新華社などが報じた。全長287kmで、最速列車はこれまでの所要時間の約半分となる1時間11分で両都市間を結ぶ。
同線は2008年11月に建設を開始。設計最高速度は350km/hだが、現時点での営業最高速度は300km/hとなっている。
鉄道業界誌レールウェイ・ガゼット・インターナショナル(オンライン版)によると、同線は北京ー上海高速鉄道などが乗り入れる天津西駅を起点に、天津・軍糧城北・浜海・浜海北・唐山・らん河・北戴河の各駅を経て秦皇島までを結ぶ。中間の3駅は新設で、他は従来からある駅を改良した。