ゼネラルモーターズ・ジャパンは、シボレー『ソニック』の改良モデルを発表。11月30日発売を開始する。価格は198万円から。
アメリカでのシボレーソニックについて、同社コミュニケーションズ/R&Dサイエンスオフィスディレクターのジョージ・ハンセンさんは、「ソニックのセグメントは日本車がメインの市場であったが、最近はソニックなどがどんどんシェアを増やしており、ソニックは戦略的に重要なクルマだと位置づけている」という。
また、ユーザー層は、「アメリカではジェネレーションY、20代から30代の人たちだ」と述べ、デザインも、「このクラスとしては生き生きしたデザインだ」とし、「クール、ファン、フリーダムというシボレーのブランドコンセプトそのものを表している」と述べる。
インテリアも、「いろいろな材料をうまく使って格好良く見せている。メーターもアイコン的なオートバイ風なメーターで、楽しめる空間を作っている」と特徴を話す。
そして、今回の改良点で最も大きな改良点はインフォテイメント系だとハンセンさん。「シボレーマイリンクという新しくシボレーが開発した、インフォテイメントのプラットフォームを導入した」。これは7インチのカラータッチディスプレイが装備され、USB、ブルートゥースなどをつなぐことが可能で、スマートフォンなどをつなげながら、電話、写真やビデオ、音楽などのストリーミングが出来るものだ。
また、最も魅力的なフィーチャーとしては、Tuneln(チューンイン)というインターネットラジオのアプリケーションが標準装備された。これはクルマの中でインターネットラジオを楽しむことが出来るもので、世界中10万のラジオ局のあらゆるジャンルの音楽やニュース、スポーツなどを楽しむことが出来るものだ。
ハンセンさんは、「初めてシボレーが、ソニックにTuneln(チューンイン)を搭載したクルマを、今年のラスベガスショーで発表したもので、ヨーロッパでもフランクフルトショーでローンチされた。このTunlenは、まさしくシボレーのクール、ファン、フリーダムに基づいたものだ」と語った