航空自衛隊・岐阜基地は24日、秋の恒例行事となっている「岐阜基地航空祭」を開催した。今年は他の基地と同様、テレビドラマ「空飛ぶ広報室」の効果もあり、過去最高に並ぶ約15万人の来場者を記録した。
岐阜基地航空祭で15万人の来場者を記録するのは、航空自衛隊創立50周年を記念して過去最大の規模で開催された2004年以来。昨年の来場者は約13万人だったこともあり、前年比で2万人の増加となった。午前中の早い時間から最寄り駅のホームが混雑し、到着した列車から降りられないという事態も発生したようだ。
「どこの航空祭よりも激しい」と定評のある展示飛行は、一番最初から飛ばしていた印象。ブルーインパルスはもちろんだが、旅客機をベースとした空中給油機(KC-767)まで翼をフリフリする激しい挙動には会場からも大きな歓声が上がっていた。