IMO総会、バラスト水処理装置の搭載期限見直しについて審議・承認へ

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バラスト水管理条約に関する総会決議がIMO総会で審議(国土交通省資料より)
  • バラスト水管理条約に関する総会決議がIMO総会で審議(国土交通省資料より)

11月25日から英国ロンドンで、「第28回国際海事機関(IMO)総会」が開催され、バラスト水処理装置の搭載期限を見直す「バラスト水管理条約に関する総会決議案」などの審議・承認が行われる。

総会には、日本から野上国土交通副大臣が代表として出席し、演説する予定。

バラスト水管理条約は、2014年上半期に条約の発効要件が充足され、2015年には発効する可能性が高い。日本政府も2014年の通常国会への提出を念頭に、バラスト水管理条約に基づく規制を導入するための法案を準備している。

今回の総会では、バラスト水処理装置の搭載期限を見直すバラスト水管理条約に関して現存船のバラスト水処理装置の搭載期限を、最大5年間延長することが決議される見通し。

また、日本も再選を目指して立候補している理事国選挙、2014年から2015年までの2年間の予算案、中・西部アフリカ海賊などに関する総会決議案などが審議される。

《レスポンス編集部》

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