韓国キアモーターズの米国法人、キアモーターズアメリカは11月11日、米国市場で2014年に市販する『ソウルEV』のパワートレインの詳細を明らかにした。
同社は2013年10月、米国市場に初のEVを投入すると発表。小型トールワゴンの新型『ソウル』をベースに開発され、2014年に米国内の一部の州で発売する、とだけアナウンスされていた。
今回、キアモーターズは、ソウルEVのパワートレインの詳細を公表。モーターは最大出力109hp、最大トルク29kgmを発生。0-100km/h加速は12秒以下で、最高速はリミッターにより145km/hに制限される。
また、二次電池は、蓄電容量27kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大193km以上走行できる。充電時間は240Vソケットで約5時間。100kWの急速チャージャーを利用すれば、25分で完了する。
外観は通常のソウルに対して、LEDの灯火類で差異化。20km/h以下の低速走行時や後退時、エンジン音を発して歩行者や自転車にEVの接近を知らせる「バーチャル・エンジン・サウンド・システム」が装備される予定。なお同社は、開発中のプロトタイプ車の画像を公開している。