全体相場は3日ぶりに反落。
朝方は小幅高となる局面も見られたが、買い一巡後は見送りムードが強くじり安。欧州の金融政策の方向性、米経済指標を見極めたいとの声が支配的で、引けにかけて下げ幅を拡大する動きとなった。
平均株価は前日比108円87銭安の1万4228円44銭と反落。
自動車株は全面安。
トヨタ自動車が80円安の6270円と反落。前日大引け後に業績予想を上方修正したが、むしろ好材料出尽くしとの見方が台頭。寄り付き直後は小幅高となった後、利益確定の売りに押される動きとなった。
ホンダが30円安の3900円と下落。
ダイハツ工業、日野自動車が続落。
全面安の中、日産自動車が2円高の887円と小幅ながら続伸。
なお、日産系のカルソニックカンセイが66円高の539円と急伸。前日の決算発表で、上期、通期の業績予想を上方修正。市場予想を上回る好決算で人気を集めていた。