JR東日本、埼京線205系をジャカルタ都市鉄道に譲渡…技術支援も実施

鉄道 企業動向

埼京線の205系。E233系7000番台への置き換えを機にジャカルタ都市鉄道に譲渡されることが決まった。
  • 埼京線の205系。E233系7000番台への置き換えを機にジャカルタ都市鉄道に譲渡されることが決まった。
  • ジャボタベック社のツイッターアカウント。アイコン画像は、かつて東京メトロ有楽町線で運用されていた7000系だ。
JR東日本は11月6日、埼京線で運用してきた電車をインドネシアのジャカルタ首都圏鉄道会社(ジャボタベック社)に譲渡すると発表した。同時に技術者を現地に派遣し、技術支援を行う。

譲渡するのは埼京・川越線の205系通勤形電車180両。同線では6月30日からE233系7000番台の投入が始まっており、205系を全て置き換える予定だ。これに伴い、余剰となる205系をジャボタベック社に譲渡することにした。

また、埼京線の車両メンテナンスを実際に担当している技術者を10数人程度、短期的にインドネシアに派遣し、車両の整備や試運転、機能確認や定期検査業務などの技術支援を行う。車両の譲渡と同時に車両の保守職員が直接技術支援を行うのは、JR東日本では初めてのケースになるという。

ジャボタベック社はインドネシアの首都・ジャカルタの都市鉄道を運営している鉄道会社。2本のレール幅(軌間)はJR在来線と同じ1067mmで、電化方式もJRの直流電化線と同じ直流1500Vの架空電車線方式を採用している。2000年以降は日本の鉄道事業者の中古車両が大量に投入されており、これまでに東京都交通局の都営三田線6000形やJR東日本の103系、東京地下鉄(東京メトロ)の東西線5000系、東京急行電鉄(東急)の8000系などがジャボタベック社に譲渡されている。
《草町義和》

編集部おすすめのニュース

特集