ダイムラー、ブラジルに追加投資…メルセデス商用車事業を強化

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ブラジルでの追加投資を発表するダイムラー
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ドイツの自動車大手、ダイムラーは10月28日、ブラジルの商用車工場に、およそ3億ユーロ(約445億円)を追加投資すると発表した。

今回の投資は、2014-2015年の2年間で実施。ブラジルにおいて、ダイムラーのトラックやバスなど商用車の新型車や新技術の研究開発を強化するために投資する。さらに、ブラジル内2工場の生産設備の更新にも充当される。

ダイムラーは1956年、ブラジル市場に進出。メルセデスベンツブランドの商用車の生産・販売を行ってきた。サンベルナルド・ド・カンポ工場では2013年6月、累計生産台数が200万台に到達している。

また、ダイムラーは2013年10月、メルセデスベンツ乗用車の新工場をブラジルに建設すると発表。新工場の建設にはおよそ1億7000万ユーロを投資。2016年の初頭から、次期メルセデスベンツ『Cクラス』と新型SUVの『GLA』を組み立てる。年産台数は最大で2万台を計画。

ダイムラーのメルセデスベンツ・トラックスのステファン・ブフナー氏は、「ブラジルは最も重要な市場。ブラジルでのさらなる成長を目指して、商品や工場への投資を続ける」と語っている。

《森脇稔》

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