WRCは26日、ラリースペインの第2レグで、元F1ドライバーのロバート・クビサが2番手に4分の差をつける大量リードを確保し、WRC-2クラスのチャンピオンの獲得に大きく近づいたことを発表した。
クビサはこのラリーで2位以上の結果を残すことで、2013年度WRC-2のチャンピオンを決定することができ、これまでの経過ではその可能性が増々高くなったようである。
彼はこの日、6ステージ中5つで最速タイムを記録したが、最後2キロのステージではハンドブレーキの不具合のためヘアピンでスライドできず、タイムを失うこととなった。
「僕達の唯一の問題は壊れたハンドブレーキだった。だから窮屈なコンディションではコーナーを曲がるために車を止めて、リバースに入れる必要があった。それ以外は良い日だったし、全体的にOKな日だったよ」とクビサは語った。
エルフィン・エヴァンスはクビサに最も近いチャレンジャーだったが、サロウの市街地ステージのヘアピンで事故を起こし、前輪を失ってしまったことでリタイアとなった。