全日本空輸(ANA)は、12月から航空券購入分の国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を引き上げると発表した。
同社グループでは、燃油特別付加運賃を申請時点における直近2カ月の航空燃油市場価格の平均に基づいて見直している。今回、8月から9月までの同価格の2カ月平均が、1バレル当たり124.34米ドルとなったため、改定する。
燃油特別付加運賃は、日本~欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニアが現行より2500円引き上げ2万3500円、日本~ハワイ・インド・インドネシアが1500円引き上げ1万5000円、日本~タイ・シンガポール・ミャンマーが1000円アップの1万1500円となる。
また、日本~ベトナム・フィリピン・グアム・サイパンが500円アップの7000円、日本~中国・香港・台湾・マカオが500円アップの6000円、日本~韓国が200円アップの2200円となる。