GM、ロシア事業を欧州の管轄に変更…オペル強化

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米国の自動車最大手GMは10月18日、ロシア事業を2014年1月から、GMヨーロッパに組み込むと発表した。

従来、GMはロシア事業を、中国上海に本拠を置くGMインターナショナルオペレーションズの管轄としてきた。今回の変更は、GMの欧州部門オペルのロシア市場におけるポジションを強化するのが狙い。

同時にGMは11月1日をもって、GMインターナショナルオペレーションズの営業担当エグゼクティブディレクター、アンディ・ダンスタン氏をロシア事業の責任者に任命。同氏は、商品企画、マーケティング、事業開発、営業などの面で豊富なキャリアを持つ。オペルのカール-トーマス・ネウマン会長に、事業の進捗状況をレポートする。

オペルは2013年9月、ロシアで6968台を販売。前年同月比は8%の伸び。2013年1-9月では、6万0045台を売り上げている。

オペルのカール-トーマス・ネウマン会長は、「これは最適な時期に最適な決断だ。ロシアは欧州市場の重要な一部であり、オペルにとって欧州で最大市場。ラインナップを強化し、市場シェアを高めていく」と述べている。

《森脇稔》

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