アリアンツが発表した「2013年世界資産報告」によると、2012年のマレーシアの世帯金融資産額は前年比11%増加し、世界で28位となった。これは世界全体の増加率8.1%を上回る。ベルナマ通信が報じた。
アジア地域の金融資産額は16.7%と大幅に増加した。
世界50カ国以上の世帯資産・負債額に関する調査が行われた。世界全体の世帯金融資産総額は111兆ユーロとなり過去最高を更新。株式市場が積極的に動いたことがその要因で、証券の形で保有される資産額は10.4%増加した。負債額は世界全体で2.90%減少している。
マレーシア国民1人当たりの金融資産額は平均7800ユーロ(3万3,400リンギ)で、世界で第28位となった。マレーシアの国民1人当たりの金融資産額は、域内で最も少なかったインドネシアの11倍の額となった。