『マツダコネクト』はスマートフォンと連携してインターネットラジオ等のWebコンテンツを利用可能とした車載情報システム。提供先としてマツダは、今やカーオーディオメーカーから車載情報機器メーカーとして成長した「Harman」を選び、Webコンテンツのクラウドプラットフォーム「aha by HARMAN」を利用可能とした。マツダは、これを利用できる契約をグローバルで結び、これによってアクセラは日本で初めて「Aha」のコンテンツを利用できるクルマとなる。
「Aha」は、JBLやマークレビンソンなど有名オーディオブランドを有する米大手カーオーディオグループ「HARMAN」が2010年9月に買収したWebコンテンツサプライヤーだ。現在の正式名は「aha by HARMAN」となり、インターネットラジオを使って音楽をはじめ、ポッドキャストやオーディオブック、Facebook、Twitterなどが楽しめ、世界4万局以上からコンテンツが提供される。現時点で利用可能なのは欧米地域のみだが、アクセラの発売に合わせ、日本だけでなく、アジアや中南米諸国でも利用できるようになるという。
マツダコネクト自体に通信モジュールは搭載していない。そのため、この「aha by HARMAN」を楽しむには、専用アプリをインストールしたスマホと「マツダコネクト」を接続することが前提となる。「aha by HARMAN」の利用料はマツダが負担し、ユーザー側の負担は一切ない。また、「マツダコネクト」はスマホとの連携によって機能することから、ソフトウェアの更新によって機能アップできるのも大きな特徴。これまで純正ナビの悩みとして、スマホやカーナビが進化しても仕様は古いままでいるしかなかった。その点、「マツダコネクト」なら常に機能を最新状態でえる使えるってわけだ。