【CEATEC13】クラリオン、Googleのクラウド型音声認識を利用したナビ新製品

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クラリオン「NX713」
  • クラリオン「NX713」
  • Googleの技術「インテリジェントボイス」を使った高度な音声認識が特長。
  • 発話した内容はクラウド側で処理され、検索結果をナビ側に戻す。
  • 曖昧なことを言ったり、難解なことを言ってもなんとかなってしまう。
  • 画面中の「もしかして」アイコンをタッチすると候補が出てくる。
  • 「インテリジェントボイス」自体は日本語以外の言語にも対応しており、海外向け製品にも採用すべくテストを重ねている。

クラリオンはCEATEC会場において、Googleの提供するクラウド型の音声認識による検索機能を持つカーナビの新製品、「NX713」を発表した。スマートフォンをBluetooth経由で接続することにより、音声でGoogleのスポット情報を検索できるようになる。

NX713に採用されたのは、Googleの自由発話型目的地検索機能「インテリジェントボイス(Intelligent VOICE)」というもの。ナビ側ではなく、クラウド側で発話された内容を判断し、検索結果をナビ側へ送るシステムになっている。

非常にあいまいな内容でもヒットするのが特長のひとつで、例えば「この近くの駐車場があるラーメン屋」とか、「チャーハン食べたい」といった内容でもしっかりと認識。「マック」や「マクド」と話しかけるだけで、「マクドナルド」を表示するなど、略称での検索にも対応している。

「インテリジェントボイス」自体は複数言語に対応しているため、同様製品の海外展開もこれまで以上に円滑に進められるという期待もあるようだ。

《石田真一》

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