与党MCAで派閥争い激化、リオウ副党首問責を要求 マレーシア

5月の総選挙で大敗した与党連合・国民戦線(BN)構成党、マレーシア華人協会(MCA)で、12月の党役員選挙を前に派閥間の争いが激化の様相をみせている。

エマージング・マーケット 東南アジア

5月の総選挙で大敗した与党連合・国民戦線(BN)構成党、マレーシア華人協会(MCA)で、12月の党役員選挙を前に派閥間の争いが激化の様相をみせている。

リオウ・ティオンライ副党首は、チュア・ソイレック党首の即時退陣を求めていたが、このほどチュア党首派の中央執行委員20人が連名でリオウ氏の問責を行なうための臨時総会開催を求める要望書を提出した。

問責の理由は、▽党中央の指示に従わなかったこと▽総選挙で選挙対策委員長の職にありながら大敗を招いた▽党のイメージを損ねた--など。20人という人数は、中央執行委員会43人の約半分に相当する。

伊藤 祐介

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