マレーシア、公共交通機関の利用推進、40リンギの駐車料金案が浮上

公共交通機関の利用を推進し、主要都市での交通渋滞緩和のため、1時間40リンギの高額な駐車料金を導入すべきとの提案が出ている。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。

エマージング・マーケット 東南アジア

公共交通機関の利用を推進し、主要都市での交通渋滞緩和のため、1時間40リンギの高額な駐車料金を導入すべきとの提案が出ている。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。

連邦都市計画局のカイリア・モハマド・タルハ氏が提案したもので、駐車料金を大幅に値上げすることで市民が自家用車を利用せずに通勤や移動に公共交通機関を利用するようになることが期待できるという。

豪州やシンガポール、米国ニューヨークやボストンでも、1時間あたり100-130リンギの駐車料金が設定されており、割安な公共交通機関の利用促進に繋がっているという。

同氏は、利便性の高い公共交通機関の整備を行うことが不可欠で、クアラルンプール(KL)では公共交通機関へのアクセスが良い場所の駐車場へのニーズを見直すと述べた。KLの人口は600万人で、2020年までには1000万人にまで増加すると見込まれている。

千田真理子

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